日本や世界各国で活躍中の通訳・翻訳者たちのブログです。
いろいろな国のライフスタイルや翻訳・通訳者としての活動を紹介します。
早いもので、今年も終わりに近づいてきましたね。近所のスーパーでは、先日から「もみの木」が売られ始めました。もちろん、自然の生きたもみの木です。
街中でも、ふと見上げると、いつの間にかイルミネーションの準備が整っていました。この時期、まだライトアップはされていませんが、夕日を受けて光っている様子がひっそりと美しい。壁に映っている影も、なかなかユニークではありませんか?
前回は飛行機に乗った記事を書いたわけですが目的地は日本!
日本へ帰るたびに生まれ育った国の美しさを感じられずにはいられません。とりわけ現代では失われつつある生活様式、昔ながらの建築、それを彩る素朴な自然美。西洋での生活を送っている私は、異邦人の目で日本の文化を再確認してしまいます。逆に残念と思うのは日本の西洋化。日本は盲目的に西洋化の道を辿るのでなく古来から受け継いだ和の美の価値を見直し、保存し、発展させてゆくことが必須であると強く思います。
言葉においてもそうですが、カタカナなど外来語を安易に取り入れるよりもまず美しい日本語を大切にする心を忘れないでいたいです。それが翻訳をする際の私の信条でもあります。
寒いながらもスッキリと晴れ上がった空の下、ビザンチンのモザイクが美しいラヴェンナへ行ってきました。
そこで見つけたのが、このチョコでできた工具たちです。この大きなはさみがなんとも気に入ったのですが、他にも昔風の鍵と鍵穴、懐かしい電話機のダイヤル部分などなど...もったいなくてとても食べられませんよね?
そして、もうひとつ気に入ったのが、ある教会の中庭で見つけた天使たち。まるで塀から浮き出てきたような不思議な天使が、古い教会にしっくりとなじんでいました。
こちらはタイトルどおり、空港のサロン。
飛行機の旅の前のひととき。長丁場のフライトを忘れさせてくれるような空間です。
快適なこのサロンではスナックやサンドイッチなどいただきました。どれも美味しいけれどお勧めは写真手前の黒い大きなお鍋で暖められている野菜スープ。体が喜んでいる気がします。
そしてもうひとつ、ほんの少しだけいただこうと思っていたシャンパンも素晴らしくておかわりをしてしまいました。
"Vestirsi a cipolla"...『玉ねぎのように着込む』...こんな表現がぴったりの寒さが感じられるようになってきたフィレンツェの街角を元気よく駆け抜ける、この小さな黄色い自動車。なんだか気になりませんか?
タイヤは3輪で、座席はひとり分だけ。あまり広いとはいえない道の両脇に、いつも多くの車が駐車されているフィレンツェには、まさにジャストフィットの車だなぁと、見るたびに感心してしまいます。
駐車スペースもご覧の通り、普通の車の3分の1くらいです。面積がほぼ同じくらいの日本にもこんな車があったら、駐車場事情を改善してくれそうな気がしませんか。